2015年5月6日水曜日

再会

去年の10月に、ボーイズタウンからステフさんが札幌に講演に来た際、御主人のクリスさんも同行され、講演翌日に、札幌や小樽を案内させていただきました。
なんと、今回私たちがボーイズタウンに研修で来てる事を知り、テキサスからボーイズタウンのあるオマハまでご夫婦で会いに来てくれました。
とてもうれしく、その後の会食も話がとても盛り上がりました。
楽しいひと時を、ありがとうございました。

ボーイズタウンでの研修 2

後半は、社会スキルと援助計画というテーマの講義でした。各事例についてグループで検討し、計画を作るものでした。

最後に、統括責任者のジム氏がいらっしゃり、アメリカの社会福祉とレッテル貼りについて言及されました。
ADHDや自閉症と決めつけてしまうと、レッテルをはり、診断でしか支援できない。大切なのはその行動であり、多くは社会スキルの欠如であり、一番の贈り物は、スキルをプレゼントすることだと、話されていたことにとても感動しました。
そのほかにも、ボーイズタウンの組織の大きさやサポート体制も教えていただきました。また、博物館、フラナガン神父の家も見学することができました。

今回の研修を通して、ジャンプレッツでのこれからの課題や改善点など、多くを発見できる研修となりました。

ボーイズタウンでの研修 1

今回のボーイズタウンでの研修は、社会スキル中心の講義、そしてアクティビティを通しての発表、また、ボーイズタウンの各責任ある方達が具体的な話を教えていただいたり、非常に中身の濃いものでした。
社会スキルを知らないために問題が起こるのであり、自分の期待していることを振舞うことで、それを行う可能性が増えるとのこと。日本でも学んでいましたが、やはり、繰り返し繰り返し練習し、そして褒めることで自信がつき適応行動をとるということが理解できました。

そして、行動に着目するということ、それは、数学や英語を教えるのと同じくらい(社会スキルを学ぶ)大切であると話されていました。(アメリカでは、頭が良くても社会スキルがないと解雇されるそうです。)

どんなに障害が重たくても、社会スキルを身につけ、他者との良好な関係を築いていくことが大切なんだと、実感できました。